ローカルプロジェクト
NOTOteMA生産者交流会を開催しました!
金沢屋は2022年春に「北陸から全国へ、笑顔を届ける」というコンセプトの情報メディアにリニューアルし、これまで金沢屋で取り扱っていた商品は、北陸の逸品を全国に届けるECサイト NOTOteMAで引き続き取り扱っています。
NOTOteMA掲載生産者同士での意見交換や交流、また、今後EC販売を検討している北陸の生産者の方がEC販売について知る機会となる生産者交流会を2022年12月1日に初めて開催しました。
生産者交流会概要
<第1部> NOTOteMA掲載生産者との試食を交えた意見交流会
対象:「NOTOteMA」掲載のすべての企業、生産者
・北陸朝日放送株式会社 様 ご挨拶
・株式会社Asian Bridgeの紹介、「NOTOteMA」とは
・「NOTOteMA」送料一律化など運営について
・試食会を交えた意見交流会
<第2部> ネット通販を拡大に向けて繋がる・学ぶ・始める
対象:「NOTOteMA」掲載のすべての企業、生産者、ネット通販を拡大検討中の企業、生産者
・施設の紹介(金沢 未来のまち創造館・TENJO KANAZAWA)
・株式会社Asian Bridgeの紹介、「NOTOteMA」とは
・先輩に学ぶ「ネット通販のいろは」
講師:●株式会社 四十萬谷本舗 四十万谷 氏
●オーダーメイドマカロン専門店 ココマカロン 大島 氏
概要
今回、10社の企業、生産者と新規掲載検討企業として4社、1部・2部併せて合計20名の方にご参加頂きました。12月開催ということもあり、ふるさと納税や年末年始の注文対応などでお忙しい中、ご参加頂きありがとうございました。
記念すべき第1回となる今回は、北陸朝日放送の担当者より、”金沢屋の情報メディアとしてのリニューアル”と‟テレビ局とIT会社がタッグを組む強みや番組と連動した今後の情報発信”について、お伝えしました。また、参加いただいた各生産者同士のことを知っていただき、交流していただくため、事前に自社商品もご持参いただき、試食会も実施しました。他生産者の商品を試食しながら、会話も弾み、良い交流の時間となりました。
2部では、既にネット販売事業を行っている生産者を講師としてお招きし、今後ネット販売検討中の生産者向けに様々な取り組みについてお話していただきました。
さらに交流会後には、今回の会場となった、未来のまち創造館の施設案内を兼ねた探検ツアーも開催されました。1部・2部を通し、 “出会い”“繋がる”“味わう”“学ぶ”、内容盛りだくさんで行われた生産者交流会の内容をお伝えします。
イベント当日の様子
第1部の様子
第1部のはじまりは、自己紹介や名刺交換などで会場が賑わい、新しい繋がりが生まれる瞬間でした。
また、生産者同士の商品開拓や新規事業への繋がり、お互いの商品を知ってもらうために、試食会も同時に開催。持ち寄り可能な自社商品をご持参いただき、他の参加者に召し上がって頂きました。ジャムやヨーグルトなど、生産者同士がこの交流会をきっかけに新たな商品が生まれる可能性もあり、生産者にとっても良い刺激を得られたと感じました。
第2部の様子
第2部は、『学びの時間』とし、NOTOteMAに掲載をしていない企業・生産者からもご参加を受け付けました。今回は、2社が、今後のEC通販サイト拡大を学ぶためにご参加頂きました。
講師として登壇いただいたのは、金沢の伝統発酵食品を取り扱っている株式会社 四十萬谷本舗の四十万谷 正和さんと、富山県魚津市にあるオーダーメイドマカロン専門店 ココマカロンを運営している大島めぐみさんです。
四十万谷さんは、自社の商品紹介を自社の通販サイトだけでなく、インターネットを通じた動画のライブ配信で商品の紹介と物販を組み合わせた販売手法の“ライブコマース”を実施したり、写真や動画の投稿する人気SNSの“インスタグラム”などで精力的に投稿したりするなど、新しい取り組みを行っています。今回は、その運用方法などをご紹介いただきました。四十万谷さんのお話で“ライブコマース”を始めて知る方もいらっしゃり、質問が多く飛び交っていました。
次に、ココマカロンの大島さんには、ご自身が利用している複数の通販サイトの違い、特徴などをメリット・デメリットを含めてわかりやすくご説明いただきました。また、ココマカロンが全国からご注文が入る人気店になった付加価値の大切さなどお伝えいただきました。
お二人とも、お忙しい中での参加のため、今回はリモートでの参加となりましたが、生産者からは質問も多くいただき、ネット販売拡大を意欲的に考えている生産者にとって貴重な学びの時間となりました。
最後に
交流会の最後には、今回会場としてお世話になった金沢未来のまち創造館の館長自ら、探検ツアーとして施設案内いただきました。
今後について
今回初めての開催地として石川県の中心部で開催致しましたが、能登方面や富山開催のご要望を頂きました。また、第1回目は食に特化した内容でしたが、次回以降は食以外のテーマでの開催も検討しています。今後は、いろんな生産者のお店や工場ツアーなど、普段なかなか交流することが少ない生産者同士の化学反応が起こるような企画を実施していきたいと考えております。
こんなことをしたい!などのご意見もお待ちしております。
そもそもNOTOteMAって??
ECサイト「NOTOteMA」は、新型コロナウィルスが感染拡大した2020年に、石川県能登地方を中心とした生産者さんたちのお力になりたいと、「北陸応援プロジェクト」として、スタート。
「北陸で惜しみない”手間ひま”をかけて大切に作られた逸品の数々を日本全国にお届けする」をコンセプトに名産品、ビール、スイーツだけでなく、工芸品、古民家宿泊所などのチケットなど幅広い商品を取り扱っています。最初は、石川県能登地方の生産者の想いを届けるべくスタートした「NOTOteMA」は、現在は、石川、富山、福井の北陸3県の商品を約400品ほど掲載しており、北海道や沖縄まで幅広いエリア、年代の方に支持されています。
いまの金沢屋について
ECサイト「金沢屋」は、北陸朝日放送直営・石川県の名産品の逸品を集めたお取り寄せサイトとして、長年支持されていました。
“「北陸」を良くしたい。” “いいもの全国に。”
という「NOTOteMA」との想いが一緒で、この度ご縁があり、「金沢屋」と「NOTOteMA」は、2022年春に一つになりました。リニューアルを行いオンラインショッピングの機能はNOTOteMAに移行し、金沢屋は「北陸から全国へ、笑顔を伝える」というテーマの情報メディアに生まれ変わりました。
現在、「金沢屋」サイトでは、コラムや記事で北陸の情報発信や北陸朝日放送の番組連動企画として「NOTOteMA」商品を紹介しています。
金沢未来のまち創造館について
金沢固有の価値をさらに磨き世界に発信するために「食」「ものづくり」「子どもの未来」を軸とした新しい挑戦を支援する場として、旧野町小学校を改修、整備した施設です。
施設内は、カフェをはじめ、シェアオフィスや最先端の調理器具など設備の整った調理研究室、未来を担う子供たちの創作活動を行うフロアなど、子供から大人までご利用いただけ、定期的にイベント開催なども行っています。1Fカフェでは、子供たちが考案した「究極のカレー」などの販売もされています。木材を多く用いた開放的な吹抜空間を設け、各フロアをつなぐ場としたほか、既存校舎の改修では、学校活動で使われた黒板や棚などを可能な限り残し、最先端の設備と地域の人々に愛された学び舎の面影が共存する空間となっております。
金沢未来のまち創造館 > https://www.mirai-nomachi.jp/