ローカルプロジェクト

みんなで育つ、みんなで遊ぶ 親子の学びとあそび広場 in 中能登イベントレポート

8/23日土曜日 「みんなで育つ、みんなで遊ぶ 親子の学びとあそび広場 in 中能登」が開催されました。

◎「なかのとまち」ってどこにあるの?

みなさん、中能登町ってどこにあるかわかりますか?

石川県の方にはおさらいになりますが、羽咋市と七尾市の間、金沢から車で1時間ほどのところにある緑豊かな場所が中能登町です。

中能登町は「みんなで育む、こどもが主人公のまち」という基本理念のもと、さまざまな子育てしやすい環境づくりをしている町なんですよ。

HP:https://www.town.nakanoto.ishikawa.jp/index.html


第3期中能登町子ども・子育て支援事業計画はこちら↓
https://www.town.nakanoto.ishikawa.jp/material/files/group/20/dai3kikeikaku_gaiyouban.pdf


そんな中能登町で開催のイベント。場所は地元の人たちの憩いの場アル・プラザ鹿島。この日は暑い日でしたが、アルプラザの中はすずしーーーーい。子どもも大人も楽しめる大型施設が町にあるのも子育て世代には魅力の一つですね。そんなアルプラザ一階で遊び体験とトークショーが開催されました。

◎遊び体験のご紹介1

1. あそびクリエーターさやっきーの「あそびあいらんど」


さやっきーさんは富山に住む保育士クリエーター。YouTubeやInstagramなどSNSの総フォロワー数18万人以上の人気のあそび体験クリエーターです。

Instagram https://www.instagram.com/sayacky_be.child/

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCr9_SnNJsZpcSRXbyt98IZQ

今回は遊び体験プロのプロデュース‼子どもたちが喜ぶ工作体験などができる「あそびの島」をつくってくれました。

オープンと同時にたくさんの子どもたちがさまざまなあそび体験を楽しみました。


2.ママフォトグラファー丸山かなえさんのセルフフォトブース


丸山さんはキャリアを保育士からスタートし、退職後はベビーマッサージ講師の資格を取得。その後、大好きだったカメラを活かして「ベビーマッサージ中のお子さんとママのお写真を撮りたい!!」とフォトグラファーになったというパラレルキャリアの女性。その視点はいつもママとお子さんに寄り添っています。

Instagram:https://www.instagram.com/kanae.m.photo/

お子さんを可愛く撮るための即興レクチャーも始まりました。

大人たちの頑張りをよそに自由な赤ちゃん。でも、あーでもない、こーでもないという時間もたのしい。
たくさん子どもたちのかわいいショットを無事おさめられました。

3.星場あゆみさんの子育ておはなしブース


ベビーマッサージ教室じゅじゅ主宰 星場あゆみさんはママのための「子育ておはなしブース」を設けてくれました。星場さんは普段から「ママが楽しくないと、赤ちゃんも楽しめない」をキーワードにママ同士の交流の場を提供しています。

じゅじゅHP:https://lit.link/juju2009

Instagram:https://www.instagram.com/juju_h_a/

こちらはゆったりと子どもを遊ばせながら、何気ないお話しができるよう星場さんが優しく問いかけてくれる癒しの空間でした。

◎3人のトークショーも開催。中能登町の宮下町長もステージへ。

そんな素敵な3人の子育てに関わる専門家を交えてのトークショーを開催。トークショーに先駆けて、駆けつけてくださった中能登町の宮下町長にもご挨拶いただき、「自然が豊かな中能登町で地域の人たちと交わって子育てしたいというニーズを聞いている。その要望に答えるべく、子育てしやすい町として若い世代のみなさんが移住してきてくれるよう尽力している」ことをお話いただけました。



子育てに関わる様々な分野の専門家であり、ママでもある3人の話は自身の経験を交えての深い内容になりました。

自分が病気になったことで「等身大の大切さ」や社会と自分との関わり方を考えながら活動している(さやっきーさん:写真中央)



自分が病気になったことで「等身大の大切さ」や社会と自分との関わり方を考えながら活動している(さやっきーさん:写真中央)

子育てはよくある解決策だけでは解決できないこともある。すべての問題がオリジナル(丸山さん:写真右)などの話が語られました。

星場さん(写真中央)は自分が「どうやって子育ての辛さを乗り切ったか」を考えたとき、同じような状況のお母さんとつながれる場所が助かったと話し、自身の活動のきっかけにもなったエピソードを話してくださいました。



子育てママへのメッセージは「自分も子どももこころの居場所をつくる」(さやっきーさん)、「子どもでも相手の話をしっかりと聞く、相手を尊重する」(星場さん)、「ひとりで頑張りすぎない、全部完璧にやらなきゃと思う事をやめる」(丸山さん)とそれぞれが心の中にある想いを丁寧に伝えてくれました。

◎専修大学の学生も見学参加

この日は専修大学の文学部 福富ゼミ3年生の4名もゼミの活動の一環としてイベントに見学参加してくれました。



ステージ後も宮下町長へのインタビューなども行い、能登地域についてたくさん議論を交わしていました。

◎あそび体験のご紹介2 大人気だった「こども店長の駄菓子屋さん」

「いらっしゃいませー」「ありがとうございました」と元気な声が響いたこども店長の駄菓子屋さん。商品の品出しをして、お金のやり取りをするというお店の販売体験ブース。

はじめは緊張していた子どもたちですが、ひとつずつ丁寧に販売のいろはを学び、立派に店長をやりとげていました。

お客さんとのやり取りも楽しくできました。

◎大好きな本はなぁに?本の交換スペース

読み終えた本を次の誰かにつないでいく本の交換スペースも。好きだった絵本が違う誰かのところで読み継がれていく素敵な企画です。

◎「木っていいな」ごかんぽぷの木のワークショップ

ごかんぽぷは「遊具が叶える遊び」をテーマに木育に取り組んでいます。本能を刺激する、頭のスイッチを切り替える、触りたくなる、組み立てたくなる、音を感じる、木の匂いに癒される、そんな「木っていいな」を五感で体感する遊具の販売とリースをしています。今回はワークショップとしてご参加いただきました。

HP:https://gokanpopu.com/

Instagram:https://www.instagram.com/gokanpopu/


 

◎フェムテックって知ってる? FEMTECH LAB(フェムテックラボ)のブース

最近耳にするようになった「フェムテック」という言葉。フェムテックとは、「女性(Female)」と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で、月経、妊娠・出産、更年期など女性特有の健康課題を、先端技術を用いて解決する製品やサービスを指します。FEMTECH LAB(フェムテックラボ)は女性自身が日々の不快感にやさしく向き合える商品を多く扱っています。

今回は「妊婦さんになると体はどうなるか」を体験する道具を持ってきてくれました。


なんと宮下町長も体験。座りづらかったりするなど妊婦さんの大変さを実感いただきました。

13時から16時という短い時間でしたが、たくさんのご来場をいただきました。ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。


◎終わりに

子育てはお母さん、お父さんはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん、地域のみんなで支えあい、助けあい、なにより楽しくて、みんなが安心して笑顔になれる環境づくりが大切です。今後もみんなで楽しめる場づくりに中能登は取り組んでいきます。お楽しみに!

記事作成:株式会社Asian Bridge 委託ライター 佐藤厚美

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