ローカルプロジェクト
未来に希望をパスするチャリティイベント「金沢武士団チャリティマッチ」が開催されました!
スポーツに特化した SNS サービス「スポーツバンク」で行ったクラウドファンディングへのご支援、北陸の逸品やサービスを掲載しているECサイト「NOTOteMA」での商品購入によるご支援など、能登半島地震で被災された方々のために皆様からたくさんの温かいのご支援をいただきました。
皆さまからのご支援、ご声援、心より御礼申し上げます。
いただいた義援金は日本赤十字社石川県支部へ寄付させていただきました。
未来への希望のシンボルとなるチャリティイベントを
2024年4月1日(月)・2日(火)の二日間にわたり、国立代々木競技場第二体育館にて「令和6年能登半島地震復興支援 金沢武士団(カナザワサムライズ)チャリティマッチpresented by SportsBank」が開催されました。
当日は、石川県を拠点に活動するバスケットボールチーム・金沢武士団としながわシティバスケットボールクラブが熱闘を繰り広げました。
2024年1月1日。石川県能登を震源とする大地震が能登の地に多くの痕跡を残し、いまだに被災地では大変な状況が続いています。金沢武士団の選手たちも例外ではありません。選手・スタッフの自宅や練習拠点も被災し、石川県での会場準備が難しく、ホームゲーム開催は見送りとなっていました。
しかしその時、「スポーツを止めないでほしい。スポーツを通して日本中に希望を届けてほしい。」という想いをもつ人々の支援や賛同が集まり、金沢武士団を東京へ招いて今回のチャリティマッチが実現しました。
また、本イベントを通じて得られた純利益のすべては、金沢武士団への運営資金にあてる義援金ならびに石川県へ能登地域の復興を目的として、全額寄付されます。
「能登を応援したい!」想いが集結
当日は、二日間で訪れたおよそ1800人の観客に加え、チアリーダーチーム、石川県の地元アーティスト、北陸出身のインフルエンサーも駆けつけ、「金沢武士団を、能登を応援したい!」という熱い想いに包まれました。
また、試合だけではなく能登の食を楽しむ「能登マルシェ」やU15によるエキシビジョンマッチ、チャリティ賛同アーティストによるライブ、募金箱の設置、能登半島地震の語り場「語ろう亭」、未来について語り合う「ミライミーティング」なども同時に開催され、会場は大いに盛り上がりました。
熱き想いがぶつかり合う
本イベントのメイン、B3リーグ公式戦 第25節 金沢武士団 vs しながわシティバスケットボールクラブの熱き戦い。
4月1日に行われたgame1では67-67で第4Qを終え、延長戦に。金沢武士団は惜しくも76-86で敗れましたが、場内にはチームの垣根を超えた多くのブースターからの声援が飛び交っていました。
また、4月2日に行われたgame2では外国籍登録の3名の選手が全員欠場という厳しい状況で臨んだ金沢武士団。64-99と敗れてしまいましたが、最後まで勝利を目指す選手たちの粘り強いプレーに大きな拍手が送られました。
また、今回のチャリティマッチ開催に際して「普段応援しているクラブのユニフォームを着て、チームの垣根を超えて金沢武士団を、被災地を応援しよう」というブースターの発案から始まった『ブースターオールスター』企画。
こちらも大いに盛り上がり、約37チームのブースターの方々が会場に駆けつけました。さらに2日目には急遽、金沢武士団のビッグフラッグをユニフォームで囲って応援しようというアイデアも加わり、会場は多くのチームユニフォームで彩られバスケットボールのパワーを感じさせられました。
U15バスケチームによるエキシビジョンマッチ
1日目のエキシビジョンマッチでは、七尾市で活動する「七尾DACHS」と輪島市で活動する「能登NEXTRYZ」によるU15女子チームの対戦が繰り広げられました。
試合後には、本イベントの公式アンバサダーである彩雪(あやせ)さんとU15女子チームによるフリースローイベントも開催いたしました。
2日目はU15男子チームの対戦。
七尾市で活動する「中島バスケットボールクラブ」と、彼らを迎える東京のB.LEAGUE U15 チームとして「サンロッカーズ渋谷U15」「アルバルク東京U15」が参戦、2連戦を戦ってもらいました。
当日の試合の様子は下記リンクからもご視聴いただけます!
⚪︎U15女子エキシビジョンマッチ
七尾DACHS vs 能登NEXTRYZ
https://sports.banklives.com/note/e1e407b55011e3d0f0e8b5604038c947
⚪︎U15男子エキシビジョンマッチ
①中島バスケットボールクラブ vs サンロッカーズ渋谷U15
②中島バスケットボールクラブ vs アルバルク東京U15
https://sports.banklives.com/note/64d82f1a5fba101a67c34795f02987bd
能登の豊かな自然を味わう「能登マルシェ」
ミシュランシェフ池端隼也氏を中心に、自分たちも被害に遭いながらも輪島で震災直後から炊き出しを続けている「輪島セントラルキッチン」のメンバーが来場。
能登の味覚を存分に味わえるバラエティに富んだメニューを『能登マルシェ』ブースにて提供してくださいました。
能登豚ソーセージのホットドックや、避難所でもふるまわれた野菜と鯖たっぷりのカレー、ぷりぷりの能登牡蠣のカキフライ。能登の食材を使用した料理が彩りを添えました。
また、自宅でも能登の味を楽しめるよう、お土産として持ち帰ることができる北陸の地酒やカレーセット、限定スイーツも販売されました。
特別ゲストによるこの日限りのパフォーマンス
「北陸を”音楽”で元気に!」を掲げ石川県金沢市を拠点に活躍されているローカルアイドルグループ「ほくりくアイドル部」のメンバーに参加いただき、エンディングやオープニングパフォーマンスなど、両日ともに音楽で会場を盛り上げてくださいました。
また、社会人アメリカンフットボール協会”Xリーグ”に所属する「オール三菱ライオンズ専属チアリーダー」の皆さんによる初日ハーフタイムの特別パフォーマンスや、金沢武士団チアリーダー × しながわシティ専属チアダンスチーム「SEAGULLS」のコラボ演出パフォーマンスが場内の士気を高めていました。
これからの未来を考える「ミライミーティング」
復興という未来について語り合う『ミライミーティング』も開催されました。
これまでに震災を経験された方や今回の令和6年能登半島地震にて被災された方だけではなく、様々な立場の人々が、震災が発生した際にいかに素早く、力強く立ち上がるか、未来の社会に向けて語り合う場として、両日試合前時間にゲストを招いたプレゼンテーション、トークセッションを実施しました。
本イベント運営事務局長である株式会社Asian Bridge 代表・小西がモデレーターを務め、金沢武士団から代表取締役社長 中野 秀光氏、輪島セントラルキッチン / ラトリエ・ドゥ・ノト から池端隼也氏のお二方には両日、また、4月1日には衆議院議員 佐々木 紀氏、4月2日にはアステナホールディングス株式会社取締役 岩城 慶太郎氏にもゲストとしてご参加いただきました。
被災地への想い、本イベントの特別なコンセプトを会場全体で共有し、考える特別な時間となりました。
小さな希望を繋いで
「地域の垣根を越えて、同じ日本に住む人々へ希望を分け与えたい。」
今回の『令和6年能登半島地震復興支援 金沢武士団チャリティマッチ presented by SportsBank』は、そんな想いと希望を願う力が実りを結んだイベントでした。
能登の被災地では今もなお大変な状況が続いており、まだまだ多くの支援を必要としています。大きな希望を集めるためには一人一人の小さな支援が必要不可欠です。
皆さんも小さなことから希望を繋げてみませんか。